埼玉県川越市は都心から30キロ範囲にある市で、埼玉県の中でも特に歴史があり、現在は埼玉の中核市や業務核都市としている地域です。 隣接している市は上尾市、さいたま市、坂戸市、狭山市、鶴ヶ島市、所沢市、日高市、富士見市、ふじみ野市、入間郡三芳町、比企郡川島町となります。

市の木はカシの木、花はヤマブキ、市の鳥はカモ科の雁(かり)です。 江戸時代に川越藩の城下町として大変栄えていたため、今でも「小江戸(こえど)」として親しまれています。

2012年の段階で総人口は346,993人で埼玉県内ではさいたま市、川口市の続き3番目に人口が多い地域です。 1886年(明治19年)は唯一埼玉県内で15,000人の人人口を超えていました。 1902年(明治35年)には人口が27,000人まで増加し、川越が人口1位をキープし続けていました。

一年の平均気温は15.8度と冬も比較的暖かい場所と言えます。 そして富士山や浅間山の火山灰でできた関東ローム層の武蔵野台地は川越土台となっており、保水力土質から畑作に適しており、農業も盛んな地域です。 川越はサツマイモが特に有名でいろいろな食事や名産物のお菓子などに使われています。

川越駅東口にある商店街「クレアモール」は関東の中でも利用客が大変多い商店街で、東口から北に1,200メートルもあり沢山のお店やレストランで賑わっています。 1年中交通量が大変多く、埼玉県で一番賑わっている通りと言えます。

ぜひ川越へ行った際はこの長い商店街クレアモールに足を運んで見て下さい。 1日楽しめるかもしれませんね。

大正浪漫夢通り

川越随一の商店街、クレアモールを抜けると、大正時代にタイムスリップしたかのような景観が広がる通りに出ます。御影石の石畳が続き、洋風建築の店舗が軒を連ねて訪れる人を出迎えます。もともとこの通りは、川越銀座商店街と呼ばれるアーケード街でしたが客離れが進み、それを危惧した商店街の人たちが大正浪漫夢通りとしてリニューアルさせたのです。レトロでモダンな大正時代の文化や様相が的確に再現され、市内有数の観光スポットへと成長しました。

しかしこの大正浪漫夢通りの素晴らしいところは、景観や雰囲気だけではありません。歴史のある商店がたくさんあり、中には3代を超えて守られているお店が数多くあるということも魅力のひとつです。作られた景色であるというだけではなく、伝統を守ってきたお店がきちんと存在するというのは、特筆すべきことです。

さらに奥へと進むと、突如神殿のような建物が現れます。これは現在の川越商工会議所で、有形文化財に登録されています。実際は2階建ての建物ですが、天井までの距離を長くとっているため、2階建てとは思えないほど高さのある建物になっています。また壁もとても重厚で、一番厚いところは135センチもあります。その他、柱の装飾も豪華で、直径が約1メートルにもなっています。これを見上げると、しばし圧倒されてしまうでしょう。古くから大切にされてきた建物や職人芸が息づくまち川越は、伝統を受け継ぎつつも進化を続けています。